富貴蘭 鈴虫
富貴蘭 "鈴虫" です。
ご覧のように、葉先が摘まんで針状に尖らせたような形をしておりそれを昆虫の
鈴虫の輸卵管に見立ててこの銘が付けられたそうです。
富貴蘭保存研究会の会報(11号 1977.10)で城崎の佐藤盛輝さんのお棚が紹介
されたとき、プリプリとした鈴虫の株立ちが2鉢も掲載されて本当に羨まし
く思ったことを憶えています。 「我羨慕他」
それからだいぶ経ってから念願の鈴虫を入れることができました。
株立ちを目指してましたから割らずに大事にしていたのですが、大株となった
ら今度は真中が禿げてドーナッツのようになってしまったのでやむなく割りま
した。
これは大きい方
他はこっぱみじんに・・・
今となってはこれも棚の肥やしにしかなりませんので、鉢数が増えてもあまり
・・・ですが、昨年秋に植え替えていたら面白そうなのを見つけました。
縞ではありませんが牛若丸のようなケロイド状となっています。
こんなのが2鉢もあり新たな楽しみができた気がしますが、だいたい同じ場所
にあるので、もしかたら成長期にストレスをかけていたのかも知れません。
1鉢目
2鉢目
1鉢目は観察しすぎて天葉がヌケてしまいました。(笑)
by engeikurabu | 2016-05-01 14:19 | 富貴蘭