富貴蘭 伊勢矮鶏の縞
「伊勢矮鶏」は こちら をご覧ください。
「豆葉というものは海辺の岩や木のてっぺん等環境が厳しいところでしか見られない。」
と昭和時代の本に書いてあったのをずっと信じている私としては、当地の比較的穏やかな
環境から豆葉があったこと事態がずっと懐疑的に見ていたのですが、最近はいろいろな豆
葉が見つけられているようで、一度頭の中を空っぽにしなければならないようです。
伊勢矮鶏からの縞は、登録品の「伊勢矮鶏の縞」と未登録の「伊勢矮鶏白縞」が
あります。どちらも実生でなく芽変わりです。ここがポイントです。
で、今日は「伊勢矮鶏の縞」です。
こちらは伊勢矮鶏と言っても青根の「聖代」から和歌山で変わったと言われています。
豆葉の縞と言えば錦麒麟くらいしか無かった時に東京ドーム蘭展で1000万?の札が
付いていたとか・・・いくらバブルとはいえすごい!(驚)。
それが時代が変わって私の家にも来てくれました。
次の葉の出始めにやっと柄が出るくらいの後冴えの薄黄色縞です。
こちらは別の木。やや斑が出にくいようです。
by engeikurabu | 2017-05-06 09:31 | 富貴蘭 縞